拝啓、疲れたジャニヲタ様
こういう記事って自分の感情的にも夜中に書きたいんだけど、いま書かないと忘れそうだから。
(最初に言っておきます、これはただただ私の気持ちでしかないから不快だと思ったら即座にページ閉じてくださいね!あとめちゃくちゃ長いですけどよければ最後まで目を通してやってくださいね!)
.
3ヶ月ルールの期間中も終わってからのこの数日間でも、どこかの記事にも書いたように目を逸らしたくなるような関ジャニさんのものたくさん見て来たんですよ。
特に、愚痴垢なるものを。ファンの方が今のグループに対するマイナスな意見をとことん吐くTwitterのアカウント(って認識してます)
関ジャニさんを好きになってからその存在を知って、私は “もう” 好きになったグループに対してマイナスな感情を抱きたくない方なので見なきゃいい話なんですが。
気になっちゃうのが人間の性ってやつですよね(私の意思が弱いだけ)
でも少し読んでいくうちに私別に愚痴垢さんは苦手じゃないというか、むしろ共感で泣きたくなってた。(見たくなかったのは情報垢の方でした)
もちろん残ってる映像や文面としてつい最近「昔」として過去のものを見た私が関ジャニさんのことに共感してるわけじゃないですよ!ど新規にはそんなことできるはずがありません。愚痴垢さんたちにとってすべてで、全身全霊で愛してた、「あの頃」の関ジャニさんに、私にとっての「あの頃」である嵐さんを重ねて見てました。
なのでここからはちょっと、あの頃の嵐さんの話も混ぜます。
私が好きになった嵐さんは、まだ大野さんがツンツンした髪型で目も今より少し尖ってて(年々優しくなってる)、翔ちゃんの襟足は長くてピアスが光ってて、年下3人なんてまだあどけなさが残ってた。20もそこそこだもんね。
全力でくだらないことをして全力でそれを楽しんでたあの頃。
アパートの一室で酢のキツイ匂い嗅がされたり、ハンバーガー屋でバンズ抜き頼めるか試したり、メイドのコスプレさせられたり、紙だの昆布だのの船に乗って遠い場所目指したり。流氷に乗ったりもしてたからね。
もう少し時間が経っても、「お金がないスペシャル!」とか言って相葉さんお手製の巨大すごろくやったり。
あの頃もくだらないと思いながらテレビの前で笑ってたけど、やっぱり今考えて文字に起こしても相当くだらねえ、、、、そして究極に面白い。
一番最初の記事かな?にも書いたけど嵐の宿題くんが終わっちゃったのと、ひみつの嵐ちゃんがVIP ROOMをリムジンに変えて2人制になったり人気だったマネキンファイブとランキングダービーやらなくなったのが私の気持ちが冷め始めた頃だった。
嵐さんとしては10周年より前にアジアツアーやったり、国立競技場で毎回ライブができるようになったりしてた時期。
グループを超えて、それぞれが自分の地位を着実に手に入れ始めたからソロでの露出も増えたし。嬉しい話なんだけどね?
もともと近かったわけじゃないけどどんどん遠くに行っちゃう彼らを見てるのが辛かったです。
画面越しでも同じ目線でしょうもないことやってケラケラ笑いあえてたはずの日常が、いつのまにか「国民的アイドル」なんてレッテル貼られて。“世間にもっと知ってもらって日本中の老若男女に好かれるような”、そんなグループになっていった。
いやまあ元からいいグループだったけど。
もうファンがいつまでも求めてる「ゲストなしでメンバーがひたすらくだらないことをして楽しそうに笑ってる低予算の番組」なんてできなくなっちゃったんですよね。
これは関ジャニさんの愚痴垢を見てて、関パニについての意見を見つけた時にああ、、わかる、、、ってなったもののひとつ。
昔みたいな貪欲さが消えて、大人になっていくのが寂しかったです。もう売れたから必要ないのかもしれないけど、あの頃のガッツもう一回見たいよ。
でも私は別に嵐さんテキトーになったよね、って言ってるわけじゃないんですよ!誠実さはそのままです。ずっと。
2007年のツアー、「Time -コトバノチカラ-」の挨拶で言ったこと。嵐さん初めて東京ドームで公演ができた年だったんですよ。
「デビューして2、3年目くらいかな。全部の会場でお客さんが埋まるってことはなくて、空いてる席見て悔しくて悔しくてたまらなくて。でも会場の大きさが全てじゃなくて、ひとりひとりの愛情の大きさが嬉しいです。(中略)
ここまで来るのに8年かかりましたが、8年経ってやっとここに来れたことは僕にとって今大きな誇りです。
僕たちの8年はおそらく間違っていなかったと、胸を張って今この場で言えると思います。」
私の尊敬してる人はそう言ってました。
「嵐っていうグループはそういうことで、歌は下手かもしれないし、踊りも下手かもしれないし、喋ることも面白くないかもしれないし。
だけど全部に自分たちが全部やることに気持ちは入っています。
皆が楽しんでくれりゃいいなとか、俺たちがこれこういうことやるともっと楽しいんだろうなとか、ずっと皆のことを考えてコンサートをやっています。」
この二宮くんの挨拶の前には相葉さん泣いてたからね!(笑)
この気持ちを今の彼らが持ってるかどうかなんて私にはわかりません。大きな会場で毎年やることが当たり前になってるから。
今の嵐さんに不安や不満がそれほどあるわけじゃなくて、ただ懐古厨なだけなのかもしれないけど、私が全力で愛したあの日の彼らにもう一度会いたいとは思います。
でもそれはもう無理だから、同時に諦めてもいます。
ちょっと嵐さんの話が長くなっちゃったけど、私のこの感情とか経験を踏まえると関ジャニさんの愚痴垢のみなさんって本当に我慢強くて。
私が諦めたこの思いを日々抱えながら今の関ジャニさんを見てるわけじゃないですか。
それって何も思ってない人が想像してるより、はるかに辛いから。
わからない人には一生わかってもらえないだろうけど、好きで好きで仕方なかった人にもう二度と会えないって苦しいから。
しかもその人、生きてるのに。変わってっちゃうんだもん。
今の状態で好きなんて言えないけどそれでももしかしたらいつかまた、、なんて期待して見続けちゃうんだよね、わかります。
そしてたしかに、愚痴垢の方々の言ってることを見る限りグループ現状はいいものだと思えません。ありがとうと言える距離から足早に遠ざかって言ったのは紛れもなく彼らの方だと思います。
今ある環境を当たり前だと思わないで。
あなたたちの力もあるけど、私たちファンの力がなかったら絶対にここまで来れていないから。
これを忘れないでほしい。
わがままですかね?
あなたたちを支えるために働いた時間も使ったお金も流した涙も逆風を耐え抜いた時期も、なかったことになんてしないで。
今まで私の周りにこういう考えを持ったジャニヲタなんていなかったし、それはまあ年齢的な問題とかみんな結局そんな深く考えないから表面だけ見て好き好きいってるだけってことがあったんだろうけど。
だから今回愚痴垢さんを見て、こういう思いを抱えてるのは私だけじゃないんだって死ぬほど安心しました。嬉しかった。
言ってることも言葉選びも厳しいかもしれないけどその裏には膨大な愛があることをお忘れなく。親が子供を叱るのと一緒だって。
好きだからこそ、変な方向に行かないでほしいし社会の力なんかに踏み潰されて曲がらないでほしい。
好きになった頃のままでいてもらうのは無理かもしれないけど、最低限努力と感謝だけは忘れないで。
全国のもう応援するのに疲れたジャニヲタのみなさん、きっと色々思ってるのはあなただけじゃないですよ。
いつかこの大きな愛情たちが報われる日がきますように。彼らに声が届いて少しでもあの頃の気持ちを思い出してくれますように。
3200字超えちったよキモいな(完)